2016年インカレ男子アルバム案内室開設!

2016年インカレ男子アルバム案内室開設!
※アルバムはインカレ及びCS1・CS2を並行してアップロード致します。
アップロード順は、インカレ・CS1・CS2の入賞選手・上位選手・注目選手、FBフォロワー選手、閲覧実績、出走順等(*)を検討の上行います。
ご了解、お願い申し上げます。
【 2016インカレ 】(9/2~9/4)
* リザルト(日本水上スキー連盟)
トリック競技
男子選手
《優勝》 布野遼太選手(明4)
《2位》 長谷川郷選手(立4) 《3位》 宮澤怜希選手(日4)

スコアは4,310、この後に行われた世界インカレのファイナル・トリックでのスコア4,210を上回っている。
だが、私の見た限りではファイナルでの滑りの方により落着きを感じる。
ファイナルにおいての演技は今まで見た中でのベストであり、高い成長ぶりを感じさせるものだった。
このインカレでは、往路終盤でWLBの再試を仕掛ける様子もあり完全とは言えない演技。
とはいえ、他を圧倒する緊張感のある演技を披露した事実に変わりはない。
布野選手のトリックは、特にフリップなどの高得点技にトライする訳では無く、40秒の持ち時間に自身の決め技をキッチリ収めて得点を稼ぐ堅実なトリックである。
そうした方向は学生水上スキーの方向性として正しい様に思える。
今後の成長発展のためには、果敢な技への挑戦も忘れてはならないが、ベーシックな取り組みが何より必要なことだと思う。
ただいつも彼の演技を見ていて感じる事は、堅実を目指しているような割にベーシックに沿わない、全体の流れに不安感を漂わせるものがある事だ。
世界インカレのファイナルに初めて名を連ね、国内ではトップクラスの実力保持者だけに敢えて言及したい。
演技を通じて漂うその不安感は、やはり、上半身、強いては体全体の不規則なブレ・不安定に起因しているように思える。
上半身での不安定なブレはとりもなおさず下半身の脆弱性が原因である。
技と技の繋ぎ目のブレ、それを何とか持ち前の優れたバランス感覚でかろうじて凌いでいる様に見えるのだ。
つまり水上での安定感が何となく損なわれているようで、見る者に感動・爽快感を覚えさせない。
水上スキーを続け、一段高いレベルへの更なる成長を期するのであれば、これは克服しなければならない課題ではないか。
水上でブレない安定性の向上、その為には体幹強化を図り、「基本」に立ち返った滑り込みで安定した下半身を作ることだ。
以上は一個人・一観戦者としての感想です。
的外れな見方かも知れませんが、水上スキーの将来に期待する老婆心からの感想と捉えられれば、前向きに受け取って頂けるかと思います。
尚、ご意見などメッセージやコメントで頂ければ幸いです。



確実に4,000を超えるスコアを獲得している。
その演技は実に滑らかで安定感がある。
水上を思わせない滑りで美しい。
水上スキーのトリックにフィギュアスケートのような芸術点があれば、相当なハイレベルになるに違いない。
美しいトリックの技は立教大学水上スキー部の伝統、確かに男女ともトリックでは常に上位を独占している。
昨年は浦田翔太選手・弘末翔一選手が上位を独占、浦田選手は4,710のスコアで大会記録を更新した。
基本技術がしっかりと伝統に根付いているようだ。
その滑りは安定感があり、確実な演目で全ての技をキッチリ決めている。
的をトリックに絞り、かなりの練習量を感じさせるトリック演技である。
この安定感は下半身の強靭さに裏打ちされているようで回転技でもブレが無い。
気持ちの良いトリックである。
昨年のインカレ・チャンピオンシリーズでは、日大水上スキー部女子の九原沙梨選手の3種目にわたる素晴らしさに驚かされたものだが、今年は男子トリックでの入賞、その実力の高さを充分に感じ取れる結果となった。
4位~9位選手
4位 三富宗選手(慶4) 5位 三輪大選手(早4) 6位 中川尚哉選手(學4)
7位 村田寛樹選手(慶4) 8位 本間亮選手(學4) 9位 久保田渉選手(慶4)
以下、出走順
01_田村陸選手(國4) 02_篠崎慎太郎選手(早2) 03_園部耕大選手(法3)
04_平野紅葉選手(日4) 05_金本明選手(明2) 06_田中義希選手(福4)
07_本間亮選手(學4) 08_久保田渉選手(慶4) 09_海野聖太選手(立3)
10_黒神容良選手(國4) 11_青山雄亮選手(早3) 12_中川大嗣選手(法3)
13_古田土柾信選手(日3) 14_長友洸選手(明3) 15_大坪浩平選手(福2)
16_中川尚哉選手(學4) 17_二ノ宮孝介選手(慶3) 18_神山晃平選手(立3)
19_波多腰啓介選手(國3) 20_児玉英之選手(早4) 21_鈴木将大選手(法3)
22_三神利生選手(日3) 23_田中淳也選手(明4) 24_谷口孔基選手(福3)
25_田原隆太選手(學4) 26_村田寛樹選手(慶4) 27_石附陸選手(立3)
28_内藤秀人選手(國4) 29_三輪大選手(早4) 30_山本陸選手(法4)
31_宮澤怜希選手(日4) 32_布野遼太選手(明4) 33_宮前陽選手(福3)
34_淡野雄一朗選手(學4) 35_三富宗選手(慶4) 36_長谷川郷選手(立4)
スラローム競技
男子選手
《優勝》 布野遼太選手(明4)
《2位》 井澤健太朗選手(慶4) 《3位》 志村詢選手(慶4)

この記録は素晴らしい。
スラローム・トリックと2種目優勝を達成した。
昨年からの大会を全て制し、スラローム絶対王者に君臨している。


井澤選手のスラロームを見て感じるのは、基本技術がしっかりとマスターされていると思える事。
その為にどのパスにおいての滑りでもロープテンション・コントロールが安定していて下半身にブレが無い。
下半身にしっかりとタメを作り、ブイへのターン突入・立ち上がりに対応している。
それ故に全体の滑りが美しい。
世界インカレのスラロームで優勝したデーン・マクレア選手の滑りに似た印象である。
日本人選手が、13Mクリア、12M或いはそれ以上のレベルに達する為には、この延長線での修練が必要なのではないか。
腰を中心にした強靭な下半身でスキー板を繰り、ロープテンションをコントロールする技術を磨くこそ肝要に思える。
学生時代には、むやみなランク上げ挑戦ではなく、基本習得と体力造りが優先課題かも知れない。
慶応義塾大学水上スキー部にはそうした土壌が備わっているようだ。
慶應水上スキー部の部員達からも驚きと称賛の声が上がった。
が、この入賞は当然といえば当然かも知れない。
ジャンプで培った下半身の強さは、上述したようにスラロームに必要な基礎体力も養っていて、腰から下の安定性に寄与している。
それに加えて伝統の基本充実が成しえた成果と言えるだろう。
水上スキーを続けられるなら、スラロームでの更に高い成長が期待できそうだ。
多くの部員を抱える慶応義塾大学水上スキー部は、限られた出場選手数にできるだけ多くの選手をあてがうために選定種目数を抑えざるを得ない。
しかし選手自身は種目を限定する事なく挑戦するべきだろう。
可能性の幅は広がるはずだ。
その方向を志村詢選手は指し示している。
4位~9位選手
4位 長友洸選手(明3) 4位 淡野雄一朗選手(學4) 6位 本間亮選手(學4)
7位 田中淳也選手(明4) 7位 田村陸選手(國4) 9位 牧村祐樹選手(立1)
以下、出走順
01_成田朋生選手(國2) 02_児玉英之選手(早4) 03_関根康太選手(法3)
04_藤野幸宏選手(日4) 05_金本明選手(明2) 06_中浦大樹選手(福2)
07_下山拓也選手(學3) 08_小美濃克有選手(慶3) 09_鈴木雄登選手(立4)
10_波多腰啓介選手(國3) 11_石田悠人選手(早2) 12_鈴木将大選手(法3)
13_上田諒選手(日3) 14_長友洸選手(明3) 15_大渕魁人選手(福2)
16_大関輝藍選手(學4) 17_井澤健太朗選手(慶4) 18_森田洋輔選手(立3)
19_高橋寛皓選手(國3) 20_青山雄亮選手(早3) 21_大沼康平選手(法4)
22_古田土柾信選手(日3) 23_田中淳也選手(明4) 24_宮前陽選手(福3)
25_本間亮選手(學4) 26_中川礼二郎選手(慶2) 27_牧村祐樹選手(立1)
28_田村陸選手(國4) 29_三輪大選手(早4) 30_山本陸選手(法4)
31_宮澤怜希選手(日4) 32_布野遼太選手(明4) 33_大谷祐輔選手(福4)
34_淡野雄一朗選手(學4) 35_志村詢選手(慶4) 36_浅野力選手(立4)
*11_石田悠斗選手(早2)、撮影できませんでした。
ジャンプ競技
男子選手
《優勝》 大関輝藍選手(學4)
《2位》 土屋一視選手(立3) 《3位》 志村詢選手(慶4)

驚きのパフォーマンスだ。
今大会での最優秀賞を獲得している。
水上スキーの中でこれほど勇気のいる種目はないし、他の競技を見渡してもそれほど数はあげられないだろう。
より遠く、より飛距離を伸ばそうとすればするほど難関と危険度は急上昇する。
ジャンプ台に突入する瞬間、先はどうなるか分からない恐怖感にさらされても不思議はない。
それを忍て挑む勇気と打ち立てた記録からすれば、確かに最優秀賞の価値は余りある。
今回、世界インカレで見たジャンプは60M級と段違いのレベルであったが、環境や経験から培われたレベルの違いを考慮すれば、大関輝藍選手の快挙に敬服せざるを得ない。
このところ、毎年のように記録更新があるが、ジャンプにおける科学的合理性の進捗も期待しながら、今後の成長と動向を見ていきたい。


大関選手の45.6Mに迫る45.2Mを飛び準優勝を果たした。
土屋選手はまだ3年生、来年への最高の期待を抱かせる選手となった。
今年のチャンピオンシリーズ2で35.4Mをマーク、4位の成績だったが、その際、勢いにまかせる危うい内容と酷評し技の練磨の期待を表明したが、まさにその技の練磨を目の前で披露される結果となった。
ジャンプは怪我の多い種目、科学的論拠に基づき体力増強を図り、来年の大会でも元気よく飛んでいる姿を是非見てみたい。
2回目が落下、3回目は38.6Mと飛距離を伸ばす事が出来なかった。
ただ、弁護にはならないが志村選手の飛ぶ時間帯に西風の突風(追い風)が吹き荒れた記憶がある。
この追い風が影響しなければ良いがと思いつつの撮影だった。
ジャンプにとっての追い風は、飛翔時の揚力に影響を与えそうで、良い結果には繋がらないだろうと思ったのである。
ともあれ40Mを大きく超える結果での3位、期待される重責を果たしたことは大いに評価されるべきである。
4位~9位選手
4位 草野眞也選手(慶3) 5位 三輪大選手(早4) 6位 布野遼太選手(明4)
7位 本間亮選手(學4) 8位 田村陸選手(國4) 9位 大沼康平選手(法4)
以下、出走順
01_深田将弘選手(國2) 02_湯川大吉選手(早2) 03_津軽信之介選手(法3)
04_井上佳祐選手(日3) 05_小野佑一郎選手(明2) 06_大坪浩平選手(福2)
07_下山拓也選手(學3) 08_今橋典宏選手(慶3) 09_三好洋輝選手(立3)
10_高橋寛皓選手(國3) 11_笠原啓選手(早3) 12_関根康太選手(法3)
13_御子柴直希選手(日3) 14_長友洸選手(明3) 15_宮前陽選手(福3)
16_本間亮選手(學4) 17_高井鴻選手(慶4) 18_丹羽一颯選手(立2)
19_田村陸選手(國4) 20_児玉英之選手(早4) 21_山本陸選手(法4)
22_三田部大輝選手(日3) 23_田中淳也選手(明4) 24_中浦大樹選手(福2)
25_大関輝藍選手(學4) 26_草野眞也選手(慶3) 27_北出真士選手(立3)
28_黒神容良選手(國4) 29_三輪大選手(早4) 30_大沼康平選手(法4)
31_平野紅葉選手(日4) 32_布野遼太選手(明4) 33_田中義希選手(福4)
34_加納寛之選手(學2) 35_志村詢選手(慶4) 36_土屋一視選手(立3)



役員活動



トライアル
芝崎一歩役員(立OB)
稲寺驎太郎役員(慶OB)
稲寺驎太郎役員(慶OB)



木村安里役員(立OG)
土屋信太郎委員長(國OB)


応援光景






(*)
今回のインカレ撮影では、従来の連撮アルバム作成が過重な負担となるため、ワンショット撮影に切り替えようと考えていました。
しかしながら、ワンショットによる撮影、アルバム作りでは選手の努力精進が把握・表現出来ない問題もあり、撮影方法は従来通りの連撮で、入賞者や注目選手のアルバムを連撮アルバムで作成し、その他をワンショット的アルバムにして対処することにしました。
選手により大幅な写真枚数差が生じますが、ご理解・ご協力をお願いいたします。
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