- 2017/12/12(火) 15:36:58_
- インカレ
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【 2017インカレ秋田大会 】(9/01~9/03)
*今大会より、『
EX(特選) 』
を新設、写真を厳選し念入りなレタッチ・トリミング仕上げ。
画像DL可。トリック競技2017年のインカレは、9月1日早朝爽やかな快晴の中、女子トリックから始まった。
そして、このトリックで、全日本学生、全日本水上スキーの歴史に残る記録が生まれ、新たなページが開かれた。
立教大学4年荒川瑠菜選手が、今年インカレのトリック競技で成し遂げた女子の日本新記録、4,110点というとてつもないスコア。
昨年、早稲田OGの小森寛子選手が Torneo Nacional Peruano 35+で3,900点を記録し話題になったが、それを上回る記録。
インカレでの評価点がそのまま「JWWF」公式記録として認められた完璧な演技であった。
男子の記録でこの記録を上回るスコアは、今年インカレでの男子トリック岩谷大悟選手(慶)のU-21公式記録 4,170点、2015年東京都大会での野沢祐介選手の 35+記録 4,230点、2015年アジアチャンピオンシップの浦田翔太選手(立4
当時)の4,710点、2004年全日本選手権 Openで栗沢祐行選手の 5,810点などである。
女子による4,110点が如何に素晴らしい成績であるか、そして如何に見事な演技であったかを物語る。
ただ今回はそれだけにとどまらず画期的なのは、2位の
大西清乃選手(立3)も素晴らしい演技を行い、女子トリックが新たな段階に立ったと思える事である。
大西清乃選手(立3)のスコアは3,020点(JWWF公式記録不明)、今までのインカレ最高記録であった大谷彩選手(學4
当時)の2012年全日本学生水上スキー選手権記録3,020点に並ぶスコア。
3年生でこの成績を達成した大西清乃選手、これも実に素晴らしい出来事なのである。
極めてハイレベルであった今年のインカレ女子トリック。
世界レベルに向けて、今後もこの流れが更に続いていく事を期待したい。
入賞選手《優勝》 荒川瑠菜選手(立4)《2位》 大西清乃選手(立3) 《3位》 佐々木由華選手(學4)
荒川瑠菜選手(立4)の素晴らしいトリック。
水上スキー撮影を始めて僅か3年の短い間に、このようなエポックメーキングな出来事に遭遇するとは、つくづく幸運としか言いようがない。
そして、その一部始終を撮影できた事に対して深くお礼を申し上げたい。
荒川瑠菜選手、ありがとう!!
409 photos
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EX

大西清乃選手(立3)のトリック、伸びのある素晴らしい演技。
技練磨による演目拡大で更なる飛躍・向上は容易なものに感じられる。
来シーズンは、美しい演技にさらに磨きをかけ、トリックの新境地を切り開いて欲しいと思う。
ここまで来ると、女子のトリックレベルが全体に底上げされて行き、加速度的に向上していくような気がしてしまう。
337 photos
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EX佐々木由華選手(學4)、緊張感のある、メリハリのあるトリック演技。
見ているものに爽快感を覚えさせる演技である。
大会すべてで上位をキープした実力は素晴らしい。
316 photos
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EX 4位~6位選手4位 東久保百愛選手(福4) 5位 石川莉紗子選手(慶2) 6位 堤優香選手(慶2)以下、出走順01_佐野舞選手(國2) +02_関口ひかり選手(明2) 03_中島星来選手(早2)
04_堤優香選手(慶2) 05_野口胡桃選手(法2) 06_矢野奈々未選手(福2)
07_飛鷹奈歩選手(學4)★08_大西清乃選手(立3) 09_増田彩乃選手(日3)
10_坂本ひな選手(國4) 11_臼倉愛果選手(明4) 12_松原かのこ選手(早3)
13_吉村彩希選手(慶4) 14_水口栞選手(法3) 15_山崎咲香選手(福3)
16_渡邊真緒選手(學3) 17_荒川瑠菜選手(立4) 18_常久令実選手(國4)
19_園田瑞奈選手(明3) 20_澤本亜紀選手(早4) 21_石川莉紗子選手(慶2)
22_中川咲選手(法4) 23_東久保百愛選手(福4) 24_佐々木由華選手(學4)
25_横山小友莉選手(立2)女子トリック注目選手2位の大西清乃選手(立3)を除き、女子トリックの注目選手は全て2年生。
先輩のハイレベルなトリック競技を目の当たりにしている彼女達にとってのこのトリックは、すでに現実のあるべき地平になっていると思う。
その地平に這い上がり、さらに高みに立つ想いを強くしているはずである。
石川莉紗子選手(慶2)は、このインカレでは、強い期待やプレッシャーによって実力を発揮出来なかったのかも知れない。
この壁を打ち破り、伸びやかで全身に行き届いた美しい演技を是非見せて欲しいと願う。
堤優香選手(慶2)はメンタルの強靭さを存分に発揮し、闘志あふれる競技への取り組みで、大会ごとに実力をアップさせている。
スラロームも得意競技として挑戦、石川莉紗子選手と共に技量を高めている。
伸びしろが未知数で、今後の変身が大いに楽しみな選手である。
横山小友莉選手(立2)、立教のホープ2年生。
ブレの無い滑りの安定性はもうハイレベルにある。
ステップオーバーのフォームもしっかりと整い、不安感は無い。
今後は、技の習得拡大で得点アップを図り急成長するのではないか。
石川莉紗子選手(慶2)
堤優香選手(慶2)
横山小友莉選手(立2)



スコア2,310
Wall突破期待!
248 photos
EXスコア1,800
光る闘志!
123 photos
EXスコア1,530
立教女子ホープ!
178 photos
EX
スラローム競技入賞者全て4年生、最高速55K/18M。
ショートロープ域までを期待したが、叶わなかった。
4年生など3巡目にあった選手達にとっては、夕暮れ、早朝など薄暗い中での競技となって多少のハンディとなったかもしれない。
そうした中でも、CS2に続いてインカレでも優勝を飾った東久保百愛選手(福4)は、明確にショートロープを目指して奮闘。
その意識は充分伝わる滑りであったが3パス5ブイ目に僅かに届かず、悔しさを滲ませた。
今インカレで目立った点は、4年生の頑張りである。
上位6位まで4年生が占めた。
加藤桃子選手(學4)や
岩崎美樹選手(學4)は常に上位に位置してきたが、
常久令実選手(國4)や
井上穂香選手(明4)、
中川咲選手(法4)が上位を得たのは、4年間の修練、集大成への思いからだと感じ入る。
続く3、2年生の飛躍を期待したい。
入賞選手《優勝》 東久保百愛選手(福4)《2位》 江面里奈選手(立4) 《2位》 岩崎美樹選手(學4)
CS2に続きインカレでも優勝を飾った。
成績は自身目標を達成できずに悔いが残る結果となったが、他を寄せ付けずに勝利した事が何よりも素晴らしい。
スラロームだけではない、ジャンプ、トリックにも全力を注ぎ、女子総合のトップを維持し続けて女子水上スキーを牽引してきた成果は本当に大きなものだ。
2017女子水上スキーの女王ティアラを是非とも冠したいと思う。
179 photos
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EX

江面里奈選手(立4)最初の
2nd Passはトラブル(夕陽眩惑?)発生で再走要求。
ここで異例の
開会式を挟んで要求認可、再走となった。
長時間待機、ウォームアップランなどで冷えや体力消耗も激しくハンディになったに違いないが、夕暮れ迫る中、平常を保って果敢に挑戦し 3.00/58K/18Mの成績で見事2位を獲得した。
一見華奢な感じで、美しい江面選手のどこにこれ程の闘志があるのかと少々驚きだ。
CS2での不運を克服して1位と1ブイ差でのインカレスラローム2位入賞は価値ある勝利である。
108 photos、174 photos
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EX岩崎美樹選手(學4)は2016年のCS2からの出場。
以後、安定したスラロームで上位をキープしてきた。
これは、しっかりした基礎を身に着けているからに他ならないだろう。
私が岩崎美樹選手で強く印象付けられたシーンは、2016インカレの公開練習で颯爽とブイターンする姿からである。
それから注目する選手となったが、今回インカレで2位獲得の成果は、その安定した実力故であり当然の結果だと感じている。
可愛く爽やかな岩崎美樹選手に大いなる拍手を贈りたい。
161 photos
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EX 4位~6位選手4位 加藤桃子選手(學4) 5位 常久令実選手(國4)
6位 井上穂香選手(明4) 6位 中川咲選手(法4)以下、出走順01_大野恵美選手(國2) 02_登坂由梨選手(明3) 03_松原かのこ選手(早3)
04_石川莉紗子選手(慶2) 05_野口胡桃選手(法2) 06_山崎咲香選手(福3)
07_澤田奈美選手(學3)EX 08_松尾夏菜子選手(立4) 09_増田彩乃選手(日3)
10_常久令実選手(國4) 11_中山麻奈選手(明4) 12_山本奈美選手(早4)
13_須本麻友香選手(慶3) 14_水口栞選手(法3) 15_松本理花選手(福4)
16_加藤桃子選手(學4) 17a_江面里奈選手(立4) 17b_江面里奈選手(立4)
18_井上穂香選手(明4) 19_澤本亜紀選手(早4) 20_堤優香選手(慶2)
21_中川咲選手(法4) 22_東久保百愛選手(福4) 23_岩崎美樹選手(學4)
24_小泉真由子選手(立3)女子スラローム注目選手ここのところ、男女ともやや低調と感じられるスラローム。
来シーズンは是非とも白熱する競技で大会を盛り上げて欲しいものだ。
石川莉紗子選手(慶2)の2年生離れした滑りは、今後に大いに期待を抱かせる。
同チーム同期の
堤優香選手(慶2)やライバル達との切磋琢磨で大きく成長する姿を見てみたい。
小泉真由子選手(立3)須本麻友香選手(慶3)も52K/18M台に載せてきており2、3年生のデッドヒートが大会を盛り上げるものと思う。
石川莉紗子選手(慶2)
小泉真由子選手(立3)
須本麻友香選手(慶3)



2.50/52k/18m
8位、4年生除きトップ!
283 photos
EX2.25/52k/18m
僅差9位、実力伯仲!
120 photos
EX0.50/52k/18m
レベルアップ顕著!
105 photos
EX
ジャンプ競技女子ジャンプは久々に30.00M超えの記録達成。
2013年のインカレ定水萌選手(學4
当時)の36.00M以来である(CS2では2015年に
西山沙樹選手(學4当時)が31.00Mを鹿島で記録、優勝している)。
30.50Mの飛距離で優勝を獲得した東久保百愛選手(福4)、CS1でジャンプ優勝したものの、CS2ではスラローム優勝と引き換えにジャンプ6位に後退。
悔しさをバネに、また応援者の叱咤激励を心に刻み奮起して臨んだインカレ集大成。
大台超えの大ジャンプで優勝し、スラロームと並んで見事に2種競技制覇を叶えた。
また2位に着けた山口歩選手(學3)は、怪我によってCS2出場を断念、インカレでの闘いに懸念があったが30.00Mに近い28.40Mを飛翔した。
明るく元気な山口歩選手の姿は見るからに清々しい。
来シーズンの活躍が期待される。
そして吉村彩希選手(慶4)、
CS2で優勝を飾ったが、今回はその時の記録27.70Mを上回る28.20Mでの3位入賞。
実力を出し切れたインカレだったのではないだろうか。
今後に続く、
七條莉奈選手(立3)、
新谷碧乃選手(學3)、
中原莉乃選手(立3)、
阪井沙月選手(慶2)、彼女たちの活躍を大いに期待したい。
入賞選手《優勝》 東久保百愛選手(福4)《2位》 山口歩選手(學3) 《3位》 吉村彩希選手(慶4)
東久保百愛選手(福4)は「ジャンプの百愛」である。
ジャンプで輝く百愛選手は本当に素晴らしい。
私のブログの話題を作ってくれた百愛選手には、これからも何らかの形で関わり合いながら話題提供をお願いしたいものである。
112 photos
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EX

競技中でも、出走時や帰還時に笑顔を忘れない山口歩選手(學3)。
実はこれが一番大切だと思う。
ジャンプに限らず、ファンを有するあらゆる競技で明るい笑顔は大切だ。
その笑顔がファンを魅了し熱烈な声援になる。
その第一の資質を山口歩選手は手にしている。
明るい笑顔に勝利が輝く!
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EX2015年のCS1から吉村彩希選手(慶2
当時)のジャンプを撮影。
2016年CS1の時には、本格的なジャンプ飛翔になっていた記憶がある。
吉村彩希選手は大会を経る度にジャンプ技術が向上し、安定したフォームを形成していた。
ジャンプで常に入賞圏内に位置する選手は稀だと思うが、吉村彩希選手はそれを可能にする基礎技術をしっかりマスターしていたものと思う。
その姿勢は後輩にも必ず受け継がれるものと思う。
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EX 4位~6位選手4位 七條莉奈選手(立3) 5位 佐々木由華選手(學3) 6位 新谷碧乃選手(學3)以下、出走順01_佐野舞選手(國2) 02_登坂由梨選手(明3) 03_中島星来選手(早2)
04_黒田恵美理選手(慶2) 05_水口栞選手(法3) 06_矢野奈々未選手(福2)
07_佐々木由華選手(學4) 08_中原莉乃選手(立3) 09_増田彩乃選手(日3)
10_大野恵美選手(國2) 11_園田瑞奈選手(明3) 12_松原かのこ選手(早3)
13_阪井沙月選手(慶2) 14_野口胡桃選手(法2) 15_松本理花選手(福4)
16_新谷碧乃選手(學3) 17_七條莉奈選手(立3) 18_臼倉愛果選手(明4)
19_山本奈美選手(早4) 20_吉村彩希選手(慶4) 21_中川咲選手(法4)
22_東久保百愛選手(福4)★23_山口歩選手(學3) 24_江面里奈選手(立4)女子ジャンプ注目選手七條莉奈選手(立3)、飛翔フォームはかなり良いレベルにあり、安定感がある。
あとは、飛距離を得るためのスピードアップが課題だろうか。
新谷碧乃選手(學3)は飛翔時の安定性が素晴らしい。
また無理に飛距離を伸ばそうとせず、上昇フォームに整えるほうがいいと思う・・・。
それが飛距離を伸ばす結果になる様な気がする。
中原莉乃選手(立3)、以前はジャンプ台から離れた瞬間から着水点を見ていて飛距離を殺していたがそれは改善されている。
非常に良いフォームになっていると感じる。
阪井沙月選手(慶2)は、勢いがあって伸びしろを感じる。
上体の立ちすぎを抑えて、前傾姿勢に努力すればスキー板も安定し飛距離が伸びると思うのだがどうだろう。
ともあれこれは観戦者の勝手な感想、彼女達注目選手は優れた資質で上昇中であり、来シーズンの活躍を期待したい。
七條莉奈選手(立3)
新谷碧乃選手(學3)
中原莉乃選手(立3)



飛距離27.7m
美しく素晴らしい!
92 photos
EX飛距離25.6m
飛翔形は安定!
65 photos
EX飛距離24.0m
フォーム改善顕著!
59 photos
EX阪井沙月選手(慶2)

飛距離22.6m
伸びしろ大!
62 photos
EX
役員活動 97 photos
(2017/09/01-03)
応援風景 144 photos
(2017/09/01-03)
開会式 12 photos
(2017/09/01)
表彰式表彰式(09/02AM)
表彰式(09/02PM)
表彰式(09/03)


閉会式&表彰式 174 photos
(2017/09/03)
トライアル女子Trick(9/01)
立石響OB(法)
男子Slalom(9/01)
布野遼太OB(明)
女子Slalom(9/02)
布野遼太OB(明)



女子Jump(9/02)
木村安里OG(立)
男子Jump(9/03)
志村詢OB(慶)


男子ジャンプ、最後の競技
最高舞台だトライアル!
6回ノーミス!
EX
2017男子アルバム案内室に続き女子アルバム案内室を掲載します。
男子、女子とも同日に掲載予定でしたが、間に用事が入り掲載時期がずれました。
今までの傾向で、女子アルバム案内室の閲覧率は男子に較べ低く関心が余り持たれなかったように思います。
そこで、同時期掲載で出来るだけ女子アルバム案内室も見て頂けるようにしようと考えました。
もっとも、女子はもともと当ブログへの関心が薄いのかも知れず止むを得ない事かも知れません。
ただ今回は、男子アルバム室以上に力を入れて編集いたしました。
女子トリックの歴史的快挙の記事であるため、是非出来るだけ多くの方に見て頂きたいなと思っています。
さて今後は、次回ブログ掲載までしばし、今までアップロードできずにいた選手のアルバムアップ充実を図ってまいります。
追加記事
☟2017CS2女子総合成績表
- 2017/12/07(木) 23:51:58_
- インカレ
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【 2017インカレ秋田大会 】(9/01~9/03)
*今大会より、『
EX(特選) 』
を新設、写真を厳選し念入りなレタッチ・トリミング仕上げ。
画像DL可。スラローム競技初日、女子トリック競技の後に始まった男子スラローム。
9時半スタートのトライアル、晴天無風で水面良好、秋田インカレ特有の爽やかさだ。
撮影環境も最高レベル。
競技結果はやや意外な展開。
CS2までの実力発揮ならず、圧勝を思わせた慶應4年生の小美濃克有選手は3.00/58k/16mの滑りで14mショートロープに至らなかった。
これまでの大会でCS1で2位、CS2で18位と滑りに不安のある明学4年生長友洸選手、今インカレでは4.00/58k/16mの自己ベストをマーク。
意地にかけた滑りで優勝を勝ち取った。
若干盛り上がりに欠けたインカレスラロームではあったが、今年1年間の収穫は2・3年生の顕著な活躍。
学習院の佐藤隼選手、加納寛之選手、慶應の中川礼二郎選手や宮崎高行選手、今回気負い過ぎたのか不調に終わったが実力充分な森山雄太選手、立教の岡田直己選手や2年生の牧村祐樹選手、明治学院の金本明選手など、58k/18m以上の実力で来シーズンの大会を彩るはずだ。
入賞選手《優勝》 長友洸選手(明4)《2位》 小美濃克有選手(慶4) 《3位》 関根康太選手(法4)
昨年インカレでは圧倒的な強さで他を寄せ付けなかった布野遼太選手に続き、今大会でも明学4年生の長友洸選手が優勝を獲得。
念願の勝利をインカレで手にした。
昨年のインカレでは2.00/58K/16Mと健闘し、4位の成績で3年生トップ。
今年に入ってからはCS1で2位(4.50/58K/18M)と健闘、だがCS2で18位(6.00/52K/18M)と大きく後退。
インカレに向けてやや不安のある戦績であったが、調子をインカレ大会に向けて整えたのか自己ベストの記録を作って優勝となった。
敵失の感もあり観戦者を魅了するハイレベルな闘いとは言えなかったが、同チームが2年連続でスラローム個人優勝を勝ち取った意義は大きい。
チーム成績は6位だったが、4年男子1人のチームで個人のスラローム優勝を成し遂げた。
為せば成るを指し示し、層の厚くなる来シーズンに向けチームへの強力なメッセージとなった。
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EX

小美濃克有選手は、前回
CS2で1.00/58K/14M (37.00)をマークし優勝。
今インカレでは、そのレベルに至らず 3.00/58K/16M (27.00)の成績で2位となった。
しかし、羽根田純選手や中川礼二郎選手と共にスラローム上位を形成しチーム優勝を勝ち取った事が、大きな評価点である。
慶應のスラロームを死守し、後継を牽引した功績は素晴らしい。
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EX関根康太選手は、昨年インカレスラロームで15位、3年生では3位(4.50/55K/18M,16.50)の小美濃克有選手に続く4位(3.50/55K/18M,15.50)であった。
今年のCS1では、4年生の間では4位だったが、2・3年生に出し抜かれ7位の成績。
更にCS2では21位(3.50/52K/18M,15.50)と完全に出遅れる結果となった。
スラロームと共にジャンプ競技への出場も果たしているが、昨年インカレ、今年のCSでは30Mに届かずほぼ中位の成績となっていた。
ただ、関根康太選手の水上スキーにかける情熱は本物でその真剣さが傍目からも窺えるものであった。
その成果がこの集大成インカレで花開いたと云えよう。
スラロームで堂々の3位(1.00/58K/16M,25.00)、ジャンプでは34.9Mを飛び上位につけている。
日頃の堅実な練習の成果、法政水上スキーの輝きを示す快挙である。
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EX 4位~6位選手4位 佐藤隼選手(學3) 5位 羽根田純選手(慶4)
6位 加納寛之選手(學3) 6位 森田洋輔選手(立4)以下、出走順 01_長澤海斗選手(福2) +02_久米生勢選手(國2) 03_園部耕大選手(法4)
04_高木佑輔選手(日2) 05_森下未禄選手(早2) 06_三好洋輝選手(立4)
07_阿部竜平選手(明2) 08_長谷川健斗選手(學3) 09_中川礼二郎選手(慶3)
10_山根拓己選手(福2) +11_成田朋生選手(國3) 12_鈴木将大選手(法4)
13_三田部大輝選手(日4) 14_笠原啓選手(早4) 15_牧村祐樹選手(立2)
16_徳江久基選手(明3) 17_加納寛之選手(學3) 18_森山雄太選手(慶3)
19_大渕魁人選手(福3) 20_波多腰啓介選手(國4) 21_津軽信之介選手(法4)
22_上田諒選手(日4) 23_石田悠人選手(早3) 24_森田洋輔選手(立4)
25_長友洸選手(明4) 26_佐藤隼選手(學3) 27_小美濃克有選手(慶4)
28_宮前陽選手(福4) 29_高橋寛皓選手(國4) 30_関根康太選手(法4)
31_古田土柾信選手(日4) 32_青山雄亮選手(早4) 33_岡田直己選手(立3)
34_金本明選手(明3) 35_下山拓也選手(學4) 36_羽根田純選手(慶4)男子スラローム注目選手スラローム、今回の注目選手は3年生上位3名を選出。
いづれもショートロープの実力を備えている。
CS2大会2位の中川礼二郎選手(慶3)は、4.00/58k/16mから3.50/58k/18m、8位と大きくスコアを落としているが、フォームに向上が感じられ今後に期待が持てる。
森山雄太選手や宮崎高行選手達と共に慶應男子スラロームの最強維持に向けたチーム作りが必須だろう。。
上位を2選手が占めた学習院、ジャンプ優勝の加納寛之選手、佐藤隼選手、共に勢いがあり来シーズンの圧倒的な強さを予感させる。
注目選手の対象とならなかったが、立教の岡田直己選手、牧村祐樹選手も気になる存在。
今後の成長が期待される。
さらに、2年連続個人優勝の明学は金本明選手やチームの奮起なるか、大いに興味深い。
いづれにしても来シーズンは、レベルの高いスラロームの闘いを期待したい。
佐藤隼選手(學3)
加納寛之選手(學3)
中川礼二郎選手(慶3)



6.00/58k/18m
4位、ショートロープ目前!
137 photos
EX4.50/58k/18m
6位、実力UP顕著!
191 photos
EX3.50/58k/18m
飛躍期待!
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EX
トリック競技CS2でのトリックは大波乱で幕を閉じたが、このインカレでは期待(予想?)通りの結果となったように思われる。
2日目の9月2日、昨日から持ち越された女子スラローム残り5名の競技終了後、朝7時20分頃から始まった男子トリック。
昨日とは打って変わって分厚い雲に覆われた曇天の中で行われた競技。
眩しすぎる快晴より光が回っていいのだが、何より照度の不足が撮影にはマイナスである。
途中から照度不足の改善が見られたが陽射しがない低コントラストのもっさり写真となった。
そうした中、競技は順調に推移し、岩谷大悟選手(慶4)のスコア4,320を筆頭に、三神利生選手(日4)の4,210、海野聖太選手(立4)の4,020と入賞者全員が4,000点越えのハイレベル結果となった。
2015年のインカレ・トリックのハイレベルには及ばなかったものの、ハイスコアの高難度技を披露するケースが顕著となったトリックであった。
競技としての見応えは、立教チーム(2,629.64)と慶應チーム(2613.64)の激しい鍔迫り合いで、結果的には立教の3~5位独占がチームの優勝をもたらすものとなった。
が、慶應の4名の選手が9位以内の成績というのも圧巻である。
3年生の活躍では、慶應(本間雄二郎選手、物集女凱選手)と学習院(野山隼選手、長谷川健斗選手)の目立つ結果となったが、立教は赤津諒一選手の他にどのような隠し玉が現れるか興味深々である。
入賞選手《優勝》 岩谷大悟選手(慶4)《2位》 三神利生選手(日4) 《3位》 海野聖太選手(立4)
怪我から復帰第2戦目のCS2で、思わぬアクシデントに悔しい思いをした岩谷大悟選手、このインカレでは自己ベストの4,320を達成して優勝した。
2015年のインカレで
浦田翔太選手(立4当時)、
弘末翔一選手(立4当時)に次ぐ
3位(U-21日本記録 4,110)を2年生で達成し一躍注目を集めることになったが、その後の怪我による長いブランクで相当に苦しく辛い思いをしたに違いない。
CS1で「ようやくこの場所に帰ってきたという思いがこみ上げた」という言葉がそれを物語る。
怪我を克服するだけでなく、大会での優勝をキッチリ果たすその気迫・気力・実力に感銘を覚えざるを得ない。
スポーツ界に多大な業績を持つ慶應の底力を感じる。
432 photos
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EX

三神利生選手(日4)の決定的瞬間である。
多くの三神ファンがこの時を待ち望んでいたに違いない。
フリップの連続技にひたむきに挑戦するその姿を見ながら、必ずや成功すると思って見守った仲間、OB、OG、ファン達。
それをこのインカレで見届けられた事は、何にもまして喜ばしい事だ。
本人のここまで至る努力は並大抵ではなかったと思うが、これを成し遂げた事による自信は今後の大いなる糧になるに違いない。
日大水上スキー部のトリック2年連続入賞は、選手の地道でたゆまぬ努力の成果である。
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EX海野聖太選手(立4)、立教のトリック伝統を背負っての3位入賞。
だが、立教の戦略はチームの勝利であり、3、4、5位を独占してチーム優勝を飾った総合力は称賛に値する。
牽引役を担った海野聖太選手、立教の実力・総合力を遺憾なく指し示した。
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EX 4位~6位選手4位 石附陸選手(立4) 5位 神山晃平選手(立4) 6位 本間雄二郎選手(慶3)以下、出走順 01_有馬月輝選手(福2) +02_久米生勢選手(國2) 03_新井恭平選手(法2)
04_高浜南一選手(日2) 05_篠崎慎太郎選手(早3) 06_海野聖太選手(立4)
07_小野佑一郎選手(明3) 08_宮中隆臣選手(學2) 09_物集女凱選手(慶3)
10_大坪浩平選手(福3) 11_山本航平選手(國2) 12_園部耕大選手(法4)
13_上田諒選手(日4) 14_木村政輝選手(早2) 15_神山晃平選手(立4)
16_阿部竜平選手(明2) 17_中島翔平選手(學2) 18_本間雄二郎選手(慶3)
19_谷口孔基選手(福4) 20_深田将弘選手(國3) 21_中川大嗣選手(法4)
22_古田土柾信選手(日4) 23_田島佑樹選手(早2) 24_赤津諒一選手(立3)
25_金本明選手(明3) 26_野山隼選手(學3) 27_岩谷大悟選手(慶4)
28_宮前陽選手(福4) 29_波多腰啓介選手(國4) 30_鈴木将大選手(法4)
31_三神利生選手(日4) 32_青山雄亮選手(早4) 33_石附陸選手(立4)
34_長友洸選手(明4) 35_長谷川健斗選手(學3) 36_二ノ宮孝介選手(慶4)男子トリック注目選手トリック今回の注目選手は、スラロームと同じく3年生上位3名を選出。
ここ数年のトリックのレベル向上は目を見張るものがあり、今年も男子の入賞組は全て4,000点超え、女子も日本新記録の4,110点と驚くべき内容である。
今後もこの傾向を維持し、更なる向上を望みたい。
本間雄二郎選手(慶3)、物集女凱選手(慶3)、野山隼選手(學3)は、短期間のうちに3,000点を超える実力を身に着けチーム成績に貢献している。
日本人向きと思えるこの競技を更に質的に高め、日本の世界レベルスポーツに並ぶ地平に高める努力を期待したい。
本間雄二郎選手(慶3)
物集女凱選手(慶3)
野山隼選手(學3)



スコア3,580
順当に実力発揮!
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EXスコア3,220
躍進・活躍期待!
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EXスコア3,020
チーム牽引期待!
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EX
ジャンプ競技今インカレのジャンプ。
これほどまでのヒートアップを予想することが出来なかった。
ジャンプ飛翔中のマクレが多発し、けが人まで出る始末。
大会MCから練習以上の無謀トライを慎むようたしなめらる一幕もあり、高揚感は高まるばかり。
チーム総合優勝が立教と慶應による最終のジャンプ走者
多田拓明選手(慶4)にまでもつれ、最後の最後まで手に汗握るものとなった。
個人成績では、昨年インカレジャンプで45.20M、CS2鹿島で44.10Mを飛んだ土屋一視選手(立4)の断然優勝かと思われたが、追われる立場の苦しさか、思ったように飛距離を伸ばせず40.70Mの距離に終わった。
逆に加納寛之選手(學3)は追う立場の強みを発揮し44.10Mを飛んで土屋選手を突き放し、2014年以来の3年生優勝を飾った。
ジャンプのチーム優勝は、優勝の加納寛之選手、3位の下山拓也選手、10位の野山隼選手と、上位を獲得した学習院が断トツで勝利。
ジャンプにかける学習院水上スキー部の意気込みを感じさせるものとなった。
この状況はしばらく続くかも知れない。
入賞選手《優勝》 加納寛之選手(學3)《2位》 土屋一視選手(立4) 《3位》 下山拓也選手(學4)
CS1での著しい進歩から、「土屋選手が昨年のインカレで起こした衝撃を加納寛之選手が再現する情景」を予想したが、計らずもそれが的中してしまった。
勿論、本人の向上を目指す努力がもたらした勝利ではあるが、これを現実に成し得た加納寛之選手の偉業は称賛して然るべきである。
奇しくも土屋一視選手が鹿島CS2で優勝した飛距離44.10Mと同じスコアでインカレ優勝を果たした因縁は実に興味深い。
来シーズン、次に待ち受けるのは、追われる立場での闘い。
単なる競技修練だけではない試練が待ち受ける。
臆せず頑張ることを期待したい。
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EX

土屋一視選手(立4)、昨年インカレでの飛距離45.20Mの衝撃、鹿島CS2での44.10Mの驚き、自ら吠えまくる能動的な行動力、実に印象に残る選手となった。
多くの人を惹きつける魅力的な存在として周囲からの人望は厚かったに違いない。
これからはOBとして、今後の水上スキーに対しての大きな貢献を期待したい。
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EX下山拓也選手(學4)は、4年間、水上スキーを通して自分と向き合い、闘い続けたに違いない。
そうした人間性の見える水上スキーを披露している。
スラロームのゲートアウトジャッジなど不運もあるが、最後のジャンプで実力を出し切れたことは自身にとっての大いなる成果である。
力強い後輩達の育成を担い、今後の学習院水上スキー部の方向性を築いたことも貴重な実績であり、人生の宝となって残るだろう。
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EX 4位~6位選手4位 井上佳祐選手(日4) 5位 三田部大輝選手(日4) 6位 今橋典宏選手(慶4)以下、出走順 01_中浦大樹選手(福3) 02_梅本航輔選手(國2) 03_佐野綾選手(法2)
04_高木佑輔選手(日2) 05_山本悦生選手(早2) 06_丹羽一颯選手(立3)
07_小野佑一郎選手(明3) 08_加藤功竜選手(學2) 09_三木寛之選手(慶3)
10_山根拓己選手(福2) +11_深田将弘選手(國3) 12_津軽信之介選手(法4)
13_上田諒選手(日4) 14_杉原淳己選手(早2) 15_北出真士選手(立4)
+16_阿部竜平選手(明2) 17_下山拓也選手(學4) 18_竹村立輝選手(慶3)
19_大坪浩平選手(福3) 20_高橋寛皓選手(國4) 21_園部耕大選手(法4)
22_井上佳祐選手(日4) 23_湯川大吉選手(早3) 24_土屋一視選手(立4)
+25_伊藤蓮太選手(明2) 26_野山隼選手(學3) 27_今橋典宏選手(慶4)
28_宮前陽選手(福4) 29_秋元崇利選手(國2) 30_関根康太選手(法4)
31_三田部大輝選手(日4) 32_笠原啓選手(早4) +33_廣田隆世選手(立2)
34_長友洸選手(明4) ★35_加納寛之選手(學3) 36_多田拓明選手(慶4)男子ジャンプ注目選手ジャンプの今回注目選手、2・3年生上位6名を選出。
近年にないヒートアップと評価されるほど、盛り上がった男子ジャンプ。
それを反映するかのように注目選手は数多い。
今回取り上げた注目選手以外にも多くの有望選手がおり、来シーズンのヒートアップが気がかりになるほどである。
ジャンプは修練を積み、体を鍛えながら向上を図らなければならないスポーツ。
盲信に陥ることなく、科学的論拠に基づいて技を磨いて欲しい。
4年間の短い期間のスポーツであるが故に、取り返しのつかない怪我を負うような無謀は避けなければならない。
注目選手、有望選手が多い事から切磋琢磨の機会も増えるはず。
良きライバル形成を行って共同し、美しいジャンプフォームを見せて欲しい・・・と思います。
丹羽一颯選手(立3)
野山隼選手(學3)
竹村立輝選手(慶3)



飛距離37.2m
北出選手と同着!
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EX飛距離35.8m
自然体会得!
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EX中浦大樹選手(福3)
加藤功竜選手(學2)
三木寛之選手(慶3)



飛距離33.9m
迫力全開!期待大!
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EX飛距離32.4m
飛躍成長期待!
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EX
役員活動 97 photos
(2017/09/01-03)
応援風景 144 photos
(2017/09/01-03)
開会式 12 photos
(2017/09/01)
表彰式表彰式(09/02AM)
表彰式(09/02PM)
表彰式(09/03)


閉会式&表彰式 174 photos
(2017/09/03)
トライアル女子Trick(9/01)
立石響OB(法)
男子Slalom(9/01)
布野遼太OB(明)
女子Slalom(9/02)
布野遼太OB(明)



女子Jump(9/02)
木村安里OG(立)
男子Jump(9/03)
志村詢OB(慶)


男子ジャンプ、最後の競技
最高舞台だトライアル!
6回ノーミス!
EX
3日間の撮影はかなり厳しく身体にこたえるものでしたが、選手の皆さんの熱気に押されて完遂する事が出来ました。
ブログ掲載が甚だ遅くなりましたが、保存版と捉えて頂きご容赦をお願いする次第です。
今回も大会役員の方々には、大変お世話になり撮影便宜を図って頂いた事を深く感謝申し上げます。
今後については撮影の継続が可能かどうか不明で、熟慮し決断したいと思います。
追加記事
☟2017CS2男子総合成績表