水上スキー at 常陸利根川

大学水上スキーと常陸利根川いろいーろ

2015_03
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2015_05

風力発電の立ち並ぶ鹿島灘の堤防

４月１４日、鹿島灘の堤防沿いには、無数の風力発電が立ち並んでいる。
常に海風が吹いているこの地域は風力発電にとって絶好の立地場所だ。
また、この地域は太陽光発電においてもメガ以上の規模で建設・普及が進んでいる。
数多くの発電所と風力発電との相乗効果によって、昼間だけの太陽光発電が有効に機能しているのかも知れない。
現在は、さらに鹿島灘洋上での風力発電プロジェクトが進行しているはずだ。

４月１４日、巨大な発電所から排出される温排水は常時太平洋へと注がれている。
発電施設の冷却の為の真水は温水となって海に流れ込むのだが、これが、種々の魚を呼び込む事になる。
カンパチ、ヒラマサなど大型魚がこの排水めがけて駆け上がってくる。
しががってここは、知る人ぞ知る釣りの名所である。
外洋に面し、突然の大波を受けて波にさらわれることもしばしばだが、釣り人は絶えない。
雨降りの今日、さすがに人の姿は見えない。
明日は大荒れの予報だ。

鹿島臨海工業地帯を支える東電

４月１４日、雨に煙る３本の集合煙突は東電発電所の煙突だ。
製鉄所やコンビナート大手企業は自前の発電所を持っているが、東電発電所のコンビナートを支える力は大きい。

太平洋に突き出す南防波堤（南提）

４月１４日、南防波堤（南提）は太平洋に向かい東北に５００ｍ、そしてその先、北に向かって延びる全長３，９４０ｍの鹿島港随一の堤防だ。
東日本大震災の津波は、それを乗り越えて港湾一帯に迫り狂った。
岸壁は崩れ、コンビナート施設、工場、倉庫、船舶、周辺道路、車両等に大きな被害をもたらし、地震そのものの被害に更に追い打ちをかけた。
その日の夜中、避難解除での帰路はまともな道順ではなく、至る所で寸断され電信柱が４５度以上に傾いた暗黒の中を這う這うの体で辿ったのだ。

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